PM Jugglingの週ごとの活動記録です。
2020年7月20日(月)〜7月26日(日)
青木くんとふじくんが、遠路はるばる自転車で遊びに来てくれました。
ほぼ毎週、英語の勉強のためにビデオ通話はしているのだけど、実際に会うのは4ヶ月ぶりくらいだろうか。やっぱりうれしい。
二人が竹でつくったという、ディアボロのスティックを見せてもらう。
これがまったく問題なく使えて、すごい!
昔、イベントで子どもたちに遊んでもらうために、木の棒に穴を開けてたくさん自作したものだけど、むしろこれが正解だったのでは? と思うくらいでした。笑
簡単につくれるそうで、質感もすごくいい。
何かジャグリングらしいおもてなし(?)ができないかと考えて、いつかやろうと思って材料を揃えていたワイヤーアートを一緒にやってみることに。
アートというと仰々しいですが、針金をひねって思い思いのものをつくるだけです。
もともとは昨年のEJCのついでに美術館を巡っていて、そこでジャグリングを活かしたものづくりの素材として、針金に可能性を感じたのが始まりでした。
▶EJC2019 #17 テートモダン → 韓国ソウル、そして帰路
帰国後、100円ショップでワイヤーを買ってやってみたのですが、ワイヤーが柔らかすぎて全然いまいち。調べに調べて、ようやくいい感じの針金を見つけ、そして・・・
そのまま放置していたのでした。笑
僕はよくこの放置をやってしまいます。でも、こうしてタイミングが来るものですね。
青木くん作
ふじくん作
本当にゼロからの二人のアプローチ。初見のもので、短時間で、こういうものをつくれるのはすごいなあと思う。
僕はなんというか、こういうクリエーションにはどうも向いていない。ジャグリングをやることに関してもそうなんです。
新しい形をつくることではなく、既存の素材や概念から新しい組み合わせをつくることが自分の得意なアプローチなのかもしれないなと、二人と並んでつくりながら感じました。
ワイヤーで面白いものはつくれないけれど、完成したものをスキャンしてプリントしたら面白いかも… というようなことを考えたり、試すときにワクワクしている。
人と一緒につくると、相対的に自分自身のことが見えてくるような気がした。
そういえば小学生のとき、近所の男の友達と二人で、ビーズ遊びにハマっていたことも思い出しました。
並んで地べたに座って、黙々とつくる。まさにこんな雰囲気だった気がする。
すっかり忘れていたけど、そういう経験が今にも影響しているのかもしれません。
話は変わって、製作の記録!
PMロシアンボールの小さめ・軽めバージョンを製作させていただきました。
右が通常のPMロシアン(72mm)で、左が今回製作させていただいたものです。昔たまたま手に入れた殻を使用したので、ほぼ一点物になります。
サイズが小さいだけでなく、表面の粘りが滑らず、くっつき過ぎずで良い殻でした。また探してみようかな…
最近ビーンバッグの布探しに凝っているのもあって、ひさびさに素材探しの熱が再燃しています。
これは最初のPMボールづくりのために、殻の大きさ、硬さや、塞ぎ方など、とにかくいろいろ試していたときのもの。
実際にはこの何倍ものボールを試したと思います。未知との遭遇のために、アドレナリンがどばっと出ている感じでした。
良い素材と出会った時点で、道具はほぼ完成しているともいえる。だからこそ、一度手をつけると、どうしてもそれを見つけてみたくなってくる。
最近の布探しを通じて、なんとなくその感覚を思い出しています。
PMロシアンボールのようなステージボールタイプのボールも、あらためて探っていきたいです。