毎週月曜日に更新している、PM Jugglingの週ごとの活動記録です。
2020年3月16日(月)〜3月22日(日)
ドイツから、再び
アントンくんというドイツのジャグラーが再びボールを依頼してくれて、さっそくつくらせていただきました。
以前サイトから注文してくれたことがあって、その後、昨年のEJCで実際に会うことができたジャグラーです。
0:55にちらっと映っている、ハットの青年です。(EJCの動画、ひさびさに見たら懐かしい…)
今年もEJCに行くつもりでいたのですが、世界がこんな状況ですので、どうなるでしょうか。
続・ペレットのこと
前回見つけた新しいペレット。
さっそくPMボール プロに採用しようかといろいろ試したのですが、結局、プロに関しては現行のままがいいという結論に。
思ったよりもしっかり重さが出てしまい、PMボール プロの140gという重さに合わせようとすると、微妙に中身が少なく(空洞が多く)感じたからです。
逆に、重くしたい場合はちょうどいいとも言えるので、カスタムオーダーの選択肢として使っていただけそう。
ビーンバッグをペレットでつくる場合も、重みがあり、かつ握り心地が良いということで、相性がよさそうです。
こんな感じで、新しい素材も、すぐに採用に至ることはほとんどありません。
PM Jugglingは商品の種類は少ないですが、そのぶん、それぞれの道具や素材は、たくさんの試作を経て選んできたものです。
ほぼ個人でやっているので、予算も仕入れルートも限られますが、そのなかで出来る限りのおもしろいものを目指しています。
身近に手に入るものでも、工夫次第で既存のジャグリング道具よりも良い質感を出せてしまうこと。それは自分でジャグリング道具をつくることのひとつの楽しさです。
そしてさらに思いもよらぬ発展を楽しみにしながら、お客様とのやり取りをきっかけに、常に改善できることを探しています。
丸くて軽い球体
青木くんのInstagram (1000days of diabolo) を見ていたら、ディアボロが抽象的に、人形みたいな物体に見える瞬間がありました。
そこから、サッカーボールくらいの、軽くて丸い、マリモのような見た目の摩擦のある球で、ほわほわとディアボロっぽいことができたら面白そうだなあとイメージし、とりあえず持っていた紙風船でテスト。
結果、さすがに紙風船は軽すぎました。外では飛ばされるだけ… あと球体を紐一本で操作するのって難しいですね。
思いついたときは、自分、天才かも、なんて思ってワクワクして公園に行くわけですが、実際はこんなものです。笑
でも道具が落ちるスピードをゆっくりにしてみたいな、とはずっと思っていて。やはりこうして身体を動かして試すことで、何かがありそうな気がしました。
クリアなPMロシアンボール
クリアなPMロシアンボールも試作して外で投げてみました。こちらはソフトタイプではなく、通常のPMロシアンボールの殻に滑らかなガラスの粒を入れてみたもの。
65gでかなり軽いです。どこまで軽くできるのか、探っています。
いざ外で使ってみると、透けきらない透明感が意外にも自然の風景と相性がよかった。室内で使うより、日光の当たる屋外で使う方がいいです。
投げた感覚的には、PMロシアンよりも一般的なロシアンに近づいて、殻ではなく中身にフォーカスして投げる感じ。
とはいえステージボールタイプの殻であることに変わりはないので、軽いロシアンのイメージでバリバリとナンバーズを投げる用途にはちょっと合いません。ボール同士が弾き合う感覚が邪魔に感じてしまうと思います。オールラウンドに、3〜5個くらいで気楽に遊ぶのが似合うボールです。
新しいサイトに移行したらお試し販売しようとは思っているのですが、今でもつくることができます。
実験的なものですが、使ってみたいという方がいましたら、ぜひお気軽にご連絡ください!
JasonとJayの対談
ただ、見た動画というだけなのですが。Jason GarfieldとJay Gilliganの対談が公開。
なんだかすごい並びですね… 雰囲気がいいのがちょっとうれしい。
残念ながら、英語がよくわからないので、今度青木くんに解説してもらいます。笑
PONTEで取り上げてくれたらうれしいな…