今回の出店について簡単なレポートを記しておきます。
会場は福岡国際会議場。福岡は空港も中心街もまとまっているので、最寄り駅からは少し歩いたものの、アクセス良好でした。
初日のPM Jugglingブースはこんな感じ。テーブルの商品はすべて体験用です。本当にたくさんの方が遊んでくれました!
開会式にて。挨拶をする、海外ゲストのギヨーム(Guillaume Karpowicz)。ゲストステージでのシンプルかつ革新的なディアボロは衝撃でした。
今年のショップエリア。練習会場の外ですが、たくさんの人が足を止め、ショップエリア自体を楽しんでいました。各ブースに色があって、見ているだけでもおもしろいです。
PM Jugglingブースでは、ボール、リング、INNE、ピザ回しラバー、ジャグリングの雑誌PONTEなどを出品。現在製作中の旅するビーンバッグや、やわらかいリング、遊べるソフトロシアンボールも、お試し価格で販売しました。ありがたいことに2日目でほとんど完売しました。
なによりうれしいのが、交流から生まれる新しいアイデアやフィードバックです。写真はKOMEIさんが考えた、やわらかいリングをつかったボール飛ばしゲーム中の一枚。KOMEIさんはてづくりの試作ビーンでも大小を組み合わせていろいろなアイデアを見せてくれました。
やわらかいリングもいろんな人がぐにゃぐにゃとひねり、いろんな形をつくって遊んでくれました。これはJINくんがつくった形。
皿回しのまさやんさんとギヨームの交流。ギヨームはおもしろいスティックの形状や持ち方をまさやんさんに提案していました。
こちらはこうた君のつくったシガーストラップ。最終日のみ、代理で販売しました。サイドシートも貼ってあって実際に使うこともできます。僕もつくってもらったのですが、細かいところまでこだわっていて本当にかわいいです。あとこうた君のオリジナルスティックもPMブースが置き場になっていたのですが、こちらも注目度高かったです。
会場内ではワークショップを中心にさまざまなイベントが行われます。こちらは皿回しのスティックリリースのエンデュランス(耐久勝負)。皿回しを楽しむ人、増えています。チャンピオンシップのチーム部門も、皿回しチームが優勝でした。
いつも韓国ジャグリングフェスティバル(KJF)に行くと親切にしてくれる、韓国ジャグラーの2人。今年はJJFに遊びに来てくれました。日本のジャグラーのことを「みーんな、カイブツ!」と言いながら、楽しんでました。笑
最終日に行われたJJS(ジャグリングジャムセッション)。ジャグリングで行うフリースタイルのトーナメントバトルで、会場はものすごく盛り上がっていました。この文化を育てているKASSANとKOMEIさんの情熱は本当にすごいです。
最後にギヨームが写真を撮ろうと声をかけてくれました。ギヨームはスウェーデンのサーカス学校DOCHの卒業生で、Jayの生徒でもあり、また、現在DOCHに通うArttu(特注のPMリングをつかってくれています)の友人で、みんなに写真を見せたいとのこと。もっと喜んでもらえるように、これからも頑張ります。
今年のJJFはたくさんの方と交流できて、改めてジャグリングについて考える機会になりました。
PM Jugglingとして今回大きく感じたのは、ジャグリングショップとして自分が並んでいることのどことない違和感で、道具を売るのは活動の継続にとっては大事ですが、道具そのもののことを考えると、僕はできるかぎり需給に縛られない、純粋な面白いものの作り手でいたいです。小売業者ではなく、願わくばアーティストでいたい。そのためには、もっと自分に踏みこんでいかなければ駄目だと思いました。
JJFでの体験を生かして、さらに面白いもの、楽しいものをつくっていきます。これからもPM Jugglingをよろしくお願いいたします!