このページでは、ジャグリングの代表的な技「3ボールカスケード」のやりかたを紹介します。3つのボールを交差して投げるこの技は、さまざまなジャグリングの基本です。ぜひチャレンジしてみてください!
ステップ① 1つのボールでウォーミングアップ

右手にボールを持ち、左手に投げます。
頭のてっぺんをすこし越えるくらいの高さで、山なりに投げましょう。
右手でうまく投げられるようになったら、次は左手に持ったボールを、おなじように山なりで右手に投げる練習をしましょう。
ステップ② 2つのボールでリズムに慣れよう

両手にボールを持ちます。
右手のボールを左手に投げ、それをキャッチする前に左手のボールを右手に投げます。
左手のボールを投げるときに、右手からきたボールの山なりの内側をとおして投げることに注意してください。
両方をキャッチしたらストップ。
「右手、左手」とリズムよく投げられるよう練習しましょう。
※なれてきたら、左手からスタートする「左手、右手」の順番もおなじように練習しましょう。
ステップ③ いよいよ3つにチャレンジ

右手に2つ、左手に1つのボールを持ちます。
右手のボールを1つ、左手に投げます。
それが落ちてくる前に左手のボールを右手に投げます。
あとは、ステップ②でやった「右手、左手」と「左手、右手」を組み合わせて、ボールを交互に投げつづければ「カスケード」の完成です!
上達のためのポイント
- がむしゃらに3つを練習せず、1つと2つの練習(ステップ①とステップ②)をくりかえしてみてください。遠回りにみえて、それこそが上達の近道です。
- ステップ①やステップ②の段階では、投げたボールをキャッチせずにわざと落として、自分が投げたボールの高さや軌道をじっくり確認してみるのもよいでしょう。まずはキャッチすることよりも、投げるほうに意識をむけてみましょう。
- ステップ③にはいったら「できる回数までやって、落とす前にストップする」という練習方法がオススメです。無理をせず、すこしずつ回数を増やしていくと、効率よく習得できます。

まずはこのくらいで。2・3回投げたらストップしてしまって大丈夫です。
大切なのは、あせらずに、ステップごとに丁寧に身につけていくことです。
1日にすこしずつでも練習すれば、はやければ数日、ゆっくりでも1ヶ月ほどで、きっとできるようになりますよ。
フィットネス感覚で、たのしみながら練習してください!
初心者におすすめのジャグリングボール
ジャグリングはテニスボールなどでも練習できますが、重量が軽すぎるのと、落とすたびに跳ねて散らばってしまうので、練習効率があまりよくありません。
できればジャグリング専用のボールで練習することをおすすめします。
当店のおすすめは初心者向けモデルの『PM mini』
PMオリジナルのエントリーモデルで、価格をおさえながらも丈夫で投げやすく、水洗いもできちゃうボールです。
小さく・軽く・やわらかいので、身体への負担が少なく、お子さまでもジャグリングを楽しめます。
ぜひ自分のマイボールで、ジャグリングの世界をお楽しみください!
さあ、次のステップへ

ジャグリングには、カスケードの他にもたくさんの技があります。
カスケードの練習と並行して、他の技を練習してみるのもよいでしょう。
次のページでは、さまざまな基本技を紹介します!