自分の道具で体験してもらうということ

3月11日、神保町でおこなわれた震災復興チャリティイベント「ひとてとひプロジェクト」に出店してきました。

 

会場は神保町駅からすぐのテラススクエアという場所で、現代的なビルに囲まれた空間。

 

僕はジャグリング体験コーナーをやりつつ皿回しセットを販売。目の前でおこなわれる音楽ライブを楽しみつつ、のんびりとやらせていただきました。

 

体験コーナーは、今回はあえてコンパクトに。ボールと皿回しだけにしてみました。ボールは手づくりのPMボールだけで。

これが結果的に良かったです。これまでのイベントは、なるべく多くの道具に触れてほしいという気持ちから、なんでも詰め込んで参加していました。自分の手づくりでない海外メーカーのボールも持って行ったし、クラブやリングなどもバックに入るだけ詰め込んでいました。体験のバラエティはそれで豊かになっていたかもしれませんが、今思えば、一般の人にジャグリングを楽しんでもらえるか不安、という気持ちの現れでもあったのだと思います。

 

 

こうやって、自由に遊んでくれる子もいました。ボールだけでもいろいろできるし、体験してくれる人の手によって、いろいろ起こります。こういうフィードバックの機会を、自分のつくったものじゃない道具に渡してしまうなんてもったいない。量より質で、丁寧に、自分の仕事をみせていけばいい。それでいいんだと思いました。

ジャグリングが上手い人、教えるのが上手い人はたくさんいます。僕はそれにはかなわないけれど、たとえば体験コーナーならば、道具もつくっているPM Jugglingらしい体験コーナーをやろうと。

 

参加していたミュージシャンや、他のブースの人達にも刺激を受けつつ。がんばろうと思った震災から6年の日でした。