ペーパーナイフ

朝、すこし歩いて帰ってくる。100円で好きなコーヒーを売っている自販機を見つけたので、そこまで行って、飲んで帰って来る。これが新しいルーティンとしてハマるのか、ちょっと意識しながらやる。どうかな。

妻に急な仕事が入ったので、しばらく子どもと過ごすことに。仕方がないので、すこしうれしい。そうでないとどうしても、仕事をしなきゃ、と駆り立てられてしまう。そのあとどうしようかとは思うけど、その時間そのものはうれしい。ふたりでひさびさにSwitchをしたりして楽しくすごす。ゲームやりたい放題で、夏休み満喫してるね、と子どもに言った。そう言ったら自分がうれしかった。

JUGGZINEのやりとりで、PMは磨き上げがいい、と言ってもらえて、むかし木のペーパーナイフをつくってヤスリできれいに仕上げるのが好きだったことを思い出した。はっきり覚えていないけど、蒲鉾の板から彫刻刀でナイフの形を切り出して、それを紙ヤスリで削っていたように思う。小学生の3〜4年生ごろか。図工の時間でやったことを家で再現していたか、あるいは、本でつくり方を見たのか。かなり時間がかかるが、3本くらい、本当にピカピカつるつるになるまで磨いて、満足していた気がする。何やってたんだろうな。鍵っ子だったから、帰ってから暇してたんだろうか。あんまりその頃のことを思い出せない。ドラクエの剣に憧れる気持ちがすこし被っていた気がする。ヤスリで最後ピカピカに磨き上げるって、いま、PMリングでやってることそのまんまじゃないかと、思い出しながらハッとしたのだった。


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