サッカーとたくましさ

今日は子どものサッカーの試合。6:00に起きて7:30に会場集合。がんばる。

なんか全体を通して、体育会系とはなんたるかを思いだす。この歳になって、一人きりでルーチンワークのような仕事をしていると、理不尽な目にあうことはそうそうない。あいそうになることを避けることができるし、あったら「こういう理由で相手が間違っている」という正論で自分のなかで済ますことができる。相手との距離もすぐとれる。でも社会ってそんなに単純なものじゃない。理不尽に怒られることもあるし、不条理な出来事はあるし、そのひとつひとつに過剰に反応していたら、とてもやっていられない。びしびし傷を受けながら、こんなもん、と思ってうまくスルーしてやっていくしかない。単純な話だけど、自分にはそういうものがいますごく欠けてしまっているんだろうなと、サッカーというスポーツそのものや、それに付随するコミュニケーションを見ていると感じる。

もともと僕は子どものころから、そういうのをスルーするのが苦手だった。負けず嫌いだからだ。

理不尽とか間違っていることは、そりゃあ正したほうがいい。でもなんか、そこの追求の世界に入ってしまうと、いろいろ危ないんだろうなと思う。気にしない力というか。そのバランス感覚は、やっぱり社会のなかで学ぶんだろうなと、子どもの体験のそばにいながら自分が感じてしまっている。自分ももっとたくましくならねばなと思う。


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