まかない道具

ひさびさに公園に練習に行った。もう完全に夏みたいな感じ。5クラブがやりたいという気持ちが強くて、3クラブの2回転で5ボールカスケードの練習のように一歩一歩やってみるけど、到底できる気がしない。むかしは一応50キャッチくらいできた。いまはもう身体全体がふらふらというか、めちゃくちゃ。逆にここからできたらおもしろいなとは思う。芝生に移動して、3クラブを適当に投げて、動画を撮って帰った。

発送して、道具づくり。今日は最後に試作で終える。前に買った生地をふと思い出して、一個つくってみたい! と猛烈に思ったのだ。で、ちゃんと感じのいいやつできる。「まかないボールだ」と思った。自分のためにつくる道具が、まず、一番熱がこもっている。

ジャグリング道具づくりは、もともと自分のための道具づくりで、100点満点の素材でつくるものでもなかった。売れるかな、とか、たくさんつくれるかな、とかは、当然、考えることもなかった。そこに熱がある気がして、PM LABOというのもやってみたことがあるけど、テスト品でも、品質が劣っているものでもないんだよなという感じがあってあんまりしっくりこなかった。もっとプラスのもの。でも「一品もの」という力の入れ方でもない。「まかない」という言葉は、ちょうどよくいろいろを肯定している気がして、しっくりきた。なんというか、それってものすごくジャグリングっぽいというか、パッ! とジャグリングが生まれる瞬間でもあるのだ。もちろんもっと言葉があるかもしれない。でもJJFはこの方向でいけそうだと思った。自由にいろいろつくってみたい。そこの本気でやってみたい。


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