反省
今週末、引越しがあるので「投げないふたり」を録っちゃわないかと青木くんに連絡して収録。青木くんの新刊『ジャグラーのぼうけん 中国・大理編』についてと、僕は最近発売したPMビッグロシアンのウルトラライトについて。ボールの実物がなかったのがちょっと残念。上手くはしゃべれなかったけど、ジャグリングの周りの活動についてや、本や道具を出すことについて、一歩前に踏み出した話ができたと思う。
午後は学校の懇談会へ。クラスでお父さんが来ているのは僕ともう一人くらいだった。正直、居づらい。でもこの世からいなくなってしまうことを考えるとどうでもいいやと、これまでとはちょっと違う、どっしりとした自分がいることにも気づく。41歳になってぐわっと絶望感が襲ってきたけど、そうやって抜け出して、というかいまだにすこしずつ確かめているという感じだけど、前を向けているとは思う。
雨のなか、海外への荷物を送りに行って、すこし早めに子どものお迎えへ。夜、子どもがオンラインでゲームをやっていて、どうも、友達がしつように嫌がらせをしてくるので、聞いていられず、普段は絶対に口出ししないようにしているのだけど、友達のことを怒って、切らせてしまった。友達にとっては、まあ自分たちのことじゃないよね、くらいだったかもしれないが。対面でいさかいがあるのはある程度勉強だと思うけど、オンラインならではの気持ち悪さ、大人がSNSで人を叩くような気持ち悪さを感じて、とても悲しい気持ちになってしまった。悔しかったと同時に、反省をした。こんな時間を過ごさせてしまって申し訳ないと。すぐに一緒にポケモンのカードゲームで遊んで切り替えてもらった。
小中学生のときの「遊び」は、その後、一生人生に残り続ける大事なものだ。僕はそれが仕事にもなっている。自分の子どもの遊びすら見ないで、人に遊びを提供するなんてことは、ありえないのだ。