ジャグリングは手の散歩

 いろいろちょっと、仕事へのスタンスを考え直す。そもそも自分はいま一番なにがやりたいんだろうと考えたときに、やっぱり僕は、もっといろんなところを歩きたいのだった。歩くことや散歩については、この日記でもずっと書いてきた。
 で、なんとなく、好きなことは一つにして、それを極めていく、みたいな世界観が自分のなかにあるので、散歩かジャグリングか、どっちなんだ? と一瞬大真面目に考えたけれど、いやいや、「散歩とジャグリングが趣味」でいいじゃないかと、これまた大真面目に発見をした。散歩とジャグリングが好きで、そのうちジャグリングのほうが仕事になっている。それでいい。
 でもそこから今度は、なんだか、「ジャグリングの散歩的な感覚」が失われているのではないか、と考え始めた。ジャグリングって最初はもっとふらふらした、自由なものだったよなあと。そのとき、逆説的に気がついた。自分にとってジャグリングは「手の散歩」だったのでは! と。そう考えると、これまでの、あるいはいま取り組んでいるジャグリングにも、感覚的にすごく合点がいく。自分のジャグリングへの理解が深まったことがうれしかった。

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