『WJD in 京都 2024』参加レポート

2024年6月15日(土)におこなわれた『ワールド・ジャグリング・デイ(WJD)in 京都』に参加してきました。

昨年につづいてPM Jugglingとして出展、さらに今年はボールづくりワークショップの講師もやらせていただきました。

 

今年の会場は「京都市西文化会館ウエスティ

昨年や一昨年とは違う会場で楽しみです。

 

会場に着くと、おなじく出展をする『きぞは工房』のきぞはるさんと、『じゃぐとら』のトラヨシさんがいました。

さっそく道具談義で盛り上がります(笑)

 

主催の宮田さんが到着して、展示開場の2階で準備。

出展者であーだーこーだ言いながら準備をするのが楽しいです。

 

PM Jugglingのブースはこのような感じ。

「創作お手玉」を中心に、発売したばかりの『しずく』などを持っていきました。

 

きぞは工房さんはいつもながら、実用的かつ新しい切り口のラインナップ。

いつもいい刺激になります・・・!

 

トラヨシさんはよきパパの道具という感じで、手作り感、実験感のある道具が魅力的です。

(ものすごく個人的な感想ですみません。笑)

 

池田洋介さんの作品や、PONTE、フラトレスに関する書籍も並んでいます。

ジャグリング雑誌『JUGGZINE』の執筆仲間であるあべしさんの『なわZINE』も配布されていました。

なわの世界、奥深いです・・・

 

ジャグリングボードゲーム制作団体『きんのつまようじ』による「このステージには魔物が棲む」も試遊できました。

ショーグンさんと小唄さんがやさしく教えてくれます。

 

展示会場はのんびりとした雰囲気で、出展者同士の交流が盛んです。

参加者の方もゆったりと道具を試せる空間だったと思います。

 

 

受付、そして練習会場のある1階へ。

 

こちらも過密な感じではなく、ほどよい人数(20人ほど)でゆったりと練習・交流ができる環境でした。

 

2階に戻って、12:30からは初心者向けのワークショップ『ボールジャグリングをやってみよう!』がはじまりました。

講師のきぞはるさんは、道具づくりの活動と並行してジャグリングを広める活動をしています。

初心者にやさしいカスケードの習得方法を研究していて、今回はその教え方を学ぼうとジャグリング経験者も多く参加していました。

実際にこのワークショップの時間だけでカスケードができるようになった方がいらっしゃり、大いに盛り上がりました。

 

そうこうしているうちに14:00からのボールづくりワークショップが近づいてきたので、急いで準備・・・

 

今回は紙トレイをつかってのバイキング形式(?)でおこなうことにしました。

 

今回のボールづくりワークショップは、一昨年のWJDに参加したときに宮田さんからご相談いただいたものでした。

ぜひご協力したいとは思ったものの、いったいどういうボールにしたら、参加費を抑えながら楽しんでいただけるのか・・・

最初はイメージができず、昨年の開催は見送らせていただきました。

その後、クリアロシアンボールを製作する経験をして、これを応用すれば! とイメージがふくらんできまして。

今年、ようやくお引き受けすることができました。

クリアロシアンボール自体はいろいろと難しくて商品化はできなかったのですが、こうして別のかたちで知見を活かすことができました。

 

今回のつくり方はとてもシンプルで、ボールに好きな中身を詰めて、最後にテープで閉じるというものです。

まずプラスチックペレットを基本となる重さまで詰めていただき、そこにカラフルな材料を自分の好きなように加えていきます。

最初の説明が下手で申し訳なかったのですが、みなさん自主的にもくもくと取り組んでくださっていて安心しました。

 

オリジナルの道具がどんどんできていきます。

僕にとってもはじめての光景で、みなさんが道具づくりに取り組む様子、そして完成していく個性的なボールたちに、ずっとワクワクしていました。

 

今回は500円で3個をお持ち帰りいただく、というコンセプトでしたので、その範囲内でどう成立させるか、どこまで楽しんでいただけるか、ドキドキだったのですが・・・

みなさんの楽しそうな顔を見てホッとしました。

 

完成したボールをWJD in 京都とともに撮るスペースもつくってみました。

最後に、持ち帰り用のPM巾着をプレゼント。

みなさんのイベント参加の思い出になっていたらうれしいです。

 

練習会の終了後、17:30からは交流会がおこなわれました。

夕食やお菓子を食べたり、ジャグリングをしながらの談笑タイム。

ワイワイと遊んでいるうちに『しずく』が積み上がっていました。

 

交流会の合間に、ショーグンさんの『徳川亮祐のモノ語りラジオ』の収録にも参加しました。

「きんのつまようじ」の小唄さんともはじめてご一緒できてうれしかったです。

イベントの様子もわかりますので、ぜひ聞いてみてくださいね。

 

WJDは各地でおこなわれていますが、京都は落ち着いた文化的な雰囲気が魅力です。

今年はジャグリング未経験の方も参加されていて、こういう光景がもっと広がっていくといいな、とあらためて思いました。

会場で交流してくださったみなさん、そしてお声がけいただいた主催の宮田さん、本当にありがとうございました!

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