協賛させていただいたジャグリング公演「MONOLITH」が終了しました。協賛しながら、自らもスタッフとして加わるという珍しいかたちでしたが、良い経験になりました。頭と口の2人、ご来場くださったみなさま、興味をもってくださった方、スタッフのみなさん、本当にありがとうございました。
今年は声をかけられたものは拒まず、いろんなものに貢献したいなと思ったのですが、正直、上手くいかないな、自分の中で噛み合っていないなと思うことが多かったです。チームプレーにおける自分の能力があまりに低く、性格も合っていない。やはり僕は、一人で、自分の思うことを、わがままに、こつこつとやっていくのが向いている人間なんだと思いました。道具づくりというのは、そんな自分に今のところ一番合っている気がします。ピザ回しドットコムのような、ガラパゴスなプロジェクトもそう。
来年はもう一度自分を見つめなおし、PM Jugglingを通じて、しっかりとしたものを出せたらいいなと思っています。
2015年は、20年近く関わってきたジャグリングに対して初めて冷め、初めて飽きを感じた年でした。ジャグリング以外のもの、ひとから刺激を受け、それらと今のジャグリングの世界を比べてしまった。自分の気持ちに気づいたときは心底悲しかったです。どうしたら良いのかわからなくなってしまった。今年のこの気持ちを、来年どんなアウトプットにするのか、どうやって自分とひとの役に立たせることができるのか、自分の心の成長とともに、挑戦したいと思っています。ひとまずはこつこつと、自分の仕事に帰ります。