ジャグリング練習日記 #113 気分をすこし変えてくれるものとして

ひさびさに朝練。なかなか外でジャグリングをしなくなっている。距離的にちょうどいい練習場所がないというのと、単純に忙しいというのが大きい。でも今日はビッグロシアンのウルトラライトをリュックに入れて、公園で投げてみた。

練習の中身は、特にない。これは練習ではない。でも単純に「身体を動かす」ということが、べつにジャグリング関係なく、気分をすこし変えてくれる。その場合はむしろ、時間的には短いほうがいい、ということすらある。

ジャグリングをやることが、特に自分は、「自分が下手なことを認識し続ける」苦痛の時間になってしまうことが多い。特にいまは。なーんだ、5ボールカスケードもこんなフラフラか。3ボールの新しい技なんて、なんにも思いつかないや。また、下手になっちゃったな。みんなあんなに上手いのにな。歌が下手なのに人前で歌わされているような気持ちに、一人で練習しているにも関わらず、陥ってしまう。その気持ちに対抗するために、この「ジャグリング練習日記」を始めたという感じもある。本当は自己否定の気持ちを感じるのが面倒だから、外で練習しなくなっているのかもしれない。

でも僕は、この「ジャグリング練習日記」で、もっといろいろな、自分なりのジャグリングの楽しみ方を、感じはじめていたはずだ。百葉箱をチェックしに行くように砧公園の自然に向かっていたときの気持ちも、ランニングのお供に腰のポーチにotomodamaを3つ入れていたときの気持ちも、パンチカスケードや足のステップにハマっていたときの気持ちも、ちいさなワクワク感が確かにあった。

これからもあまり外で練習する時間はないかもしれない。だからいまは、気分をすこし変えてくれるものとして、外でのジャグリングを使おう。また落ち着いたら、これまでこの練習日記で書いてきたことの引き出しから、良さそうなものを取り出してもいいなと思う。

 

ブログに戻る