今日は親子サッカーの日。自分の母校の小学校で。たまにここでやったサッカーの時間のこと、というかワンシーンを思い出しているので、おなじ場所でサッカーをやるのはけっこう感慨深かった。
小学校の担任の先生はサッカーに熱心で、体育の時間に戦術まで教えてくれた。僕のポジションはセンターバックで、身体の大きいワックンが敵に当たりにいくので、そのすぐ後ろについていき、ワックンを避けた敵を仕留める、というのが役割だった。敵は目の前のワックンに集中しているので、避けたあとのことまで考えていない。この作戦が効果てきめんで、僕はボールを取り放題、それなりに活躍した、といういい思い出がある。その、ワックンを避けた敵のボールを奪う場面を、なぜだかいまでもたまに思い出している。今日はまさにそのワンシーンとおなじ場所でサッカーをした。
一瞬のワンシーンをずっと覚えてるのって、けっこうすごいことだなと思う。ジャグリングで「あの一投」を覚えてることってあんまりない。
