【Weekly PM】#44:忘れている体験


これまで道具を発送するときは集荷に来ていただいていたのですが、自分で郵便局に歩いて持っていくスタイルに戻しました。

今はコロナ禍でジャグラーに会えないぶん、歩いて送りに行くというプロセスには、送り届けているという実感があっていいです。

また集荷に戻る可能性もありますが、つくって、梱包して、送るというプロセス、その一連の流れを全部まとめて、今の僕にとっての道具づくりなんだよなと改めて感じています。

 

今週はサイト全体の更新をしました。トップページにブログのカテゴリをつくったりして、すこしずつ改善中です。

唐突ですが、昔、テレビゲームが大好きだったことを思い出しています。子供の頃の将来の夢はずっとゲームデザイナーでした。でもジャグリングを始めてからは、テレビゲームはジャグリングとは関係ないだろうと、なぜか考えないようになりました。

でも振り返ると、『ピザ回しドットコム』というサイトをつくったときは、初めてゲームソフトを自分の手でつくって、人に公開したような感覚でもありました。サイトをつくってそれを公開することには、語弊があるかもしれないけれど、ゲーム的な楽しさ、わくわく感があるんですよね。すごく自由度の高いRPGツクール(というソフトがあるのですが)みたいな。

 

(捨ててしまうときに撮ったゲームソフトの写真)

小学生くらいの頃に純粋に好きだったものが、大人になっても、ジャグリングの活動に変化して続いているんだなと思う。

僕の場合、テレビゲームが好きだったことはサイトづくりに。ブーメランで遊んでいたことはトスジャグリングに。ビーズづくりで遊んでいたことは道具づくりに、影響していそうです。これは面白いな、と思う感覚は、不思議なほど変わっていないのかもしれない。

最近は息子の遊び方を見ていても、ああ、これが昔の自分だったんだよな、といつも発見させられています。まだまだ思い出せない、自分が忘れてしまっている体験がたくさんあるんだと思う。

自分のジャグリングをつくっていく上で、過去から発見できることもたくさんあるのかもしれません。

 

ジャグリング雑誌YANAの実物が届きました。

一般の人に手にとってもらえるようなクールさがありながら、技術やパフォーマンスとしてのジャグリングだけではないボーダーレスな活動をしているジャグラーにとって、希望が見えるような一冊だと思います。

尖っているように見えて、根底にある優しさがとてもいい。

 

 

板津の道具づくりのことも取り上げていただいています。

僕なんかが混ざってしまってよかったのだろうかという気恥ずかしさもあるのですが、一方で、なんだか負けてられないぞと気合いも入りました。

よろしければ、ご覧になってみてくださいね。

▶ YANA Issue 1

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Weekly PM #44
2020年12月7日(月)〜12月13日(日)
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