2020年8月17日(月)〜8月23日(日)
ビーンバッグに使う生地を探しに、浅草へ行ってきました。
問屋に入ると、親切なお店の方がコーヒーまで出して対応してくれた。
ジャグリングのお手玉を作りたいんです、と言うと、前にボッチャのボールを自分で作りたいという人が来たとのこと。おおーっ。
ボッチャのボールは触ったことがありますが、重さが275gとかなり重たいこと以外は、ジャグリング用のビーンバッグととても似ています。
ボッチャの世界でもボールを自作しようという人がいて、同じように素材のことを考えながら、どきどきわくわくしながらこのお店に来たんだろうなと思うと、親近感を感じずにはいられなかった。
ちなみにその方は、ボッチャのボールの値段が高いので、自作したかったそう。僕がジャグリングで初めて自作ボールをつくろうとした時の理由と同じでした。
値段が高いから、とか、買わなくてもつくればいいのでは? っていうのは、道具づくりの自然なきっかけの一つなのだろうなと思う。もちろん同時に、自分の中でそのジャンルに魅力を感じているからこそ、というのも大きい。
生地屋さんや手芸店に行くと本当にたくさんの人が何かをつくろうとしていて、全員がプロフェッショナルに見える。お店を歩きながら、そこにいる一人ひとりが何かをつくろうとしていることを想像すると、その空間にすごい熱量を感じます。
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この日はいくつかお店をまわって、ようやく良い生地を見つけることができました。やっとビーンバッグ商品化へのスタートラインに立てるのかもしれない…
すでにたくさんの良いビーンバッグが売られているなかで、PM Jugglingが出す意味があるボールってなんだろうか。ずっと考えていたのですが、新しい生地で試作をしてみて、商品としてのイメージもわいてきました。