手を動かし続けること

今日は道具の仕上げ、発送、そしてまた道具づくり。なんとかいろいろ進めていかねば。ずっと座ってると身体に悪いのですこし歩きに行きたいが、結局、やり続けてしまった。でもやり続けられるということは、心のほうの調子はよいともいえる。迷いがあると手が止まる。

まだいまだに、人生が一度きりであるということに驚いてしまう。マジかよ〜と思う。がっくりする。残された時間がそうないことにも驚く。で、これでいいのか、と思う。ジャグリング道具をつくるのでいいんだろうか。こんなやり方でつくっていていいのだろうか。決定的な仕事ができないままでいいのだろうか。本当はやれる、もっとやれる、絶対やれる、なんて思いながら、結局このままなんじゃないだろうか。そんなことあるのか?!とまだ心のなかにいる小学生の自分が驚く。41歳でもこんなもんである。でもそれをいくら考えても仕方ないので、手を動かして、オートパイロットでやるしかない。それが昨日の気づきで、いまはそれに納得している。

夜、妻が急遽仕事へ。子どもは夜練に行きたい、とのこと。旅行もあって、ここ一週間くらいボールに触っていない。僕は自転車、子どもはダッシュで公園に向かった。公園にはべつのチームの友達が2人いて、一緒に蹴ることに。夢中でボールに向かう子どもたちを見て、うらやましかった。僕がなにかを頑張るよりも、子どもが頑張ることをサポートするほうが、効率よく人類の進歩に役立つんだろうなと思ってしまった。でも僕は僕で、やっぱり手を動かし続けることが、一番かっこいいんだろうなと思う。


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