ブランド

WJDの翌日。まだ京都にいて、さすがにクタクタに疲れていたけど、ちゃんと起きて朝から大阪に向かう。宿に荷物を預けてから、2度目の万博に行く。前回ちょっと消化不良だったので、これからもっと混むだろうし、もう一度行っとこうと思った。

11時入場で10:30ごろ駅に着いたが、前回より全然混んでる。来場者の推移のグラフをなにかで見たけど、僕が行った2日目はいまとなってはものすごく人数が少ない日だったようだ。ゲートを通過したのが11:30ごろで、こりゃ混んでるわと思った。

前回は半分くらい日本のパビリオンを見てしまったので、今回は海外のパビリオンに集中してまわる。ドイツ、ハンガリー、中国、フランス、スイス、あとマレーシア館でロティチャナイを頼んでロティ回しを見てみる。ピザ生地よりも薄いのでふわっと浮く。ブーメランのように戻って来るダポスターのような動きができて、いいなあと思った。これくらい薄い生地もつくってみたい。「チャナイ」が回すという意味なので、ピザ回しよりもパフォーマンスの必然性が高い気もした。味は甘めで美味しかった。

パビリオンではフランス館が一番よかった。だいたいどのパビリオンも想像を超えることはなく、まあそういうものだろうと思って出てくるけど、フランス館はしっかりやっていた。みなさんの想像のフランスってこれですよね、わかってますよー、その上でいいもの見せますよー、と、まあやっぱり見せ方とかブランディングが上手い。細かいところや(言い方はあれだけど)変なところにすごいプライドとこだわりがあるんだろうなと思い、その点ですごくシンパシーを感じて感動すらしてしまった。「ブランド」ってすごい。きらきらしたものじゃなくて、どちらかというとひねくれなんだと思う。だからいい。

僕の万博不完全燃焼感も、ようやく成仏した。


Back to blog