ジャグリングの交換

今日はきぞはるさんに依頼されていた特注品を仕上げる。1ヶ月もかかってしまった! すみません。でもそのぶん良い感じになったのではないか、と思う。やっぱり使う人がイメージできているとスムーズだ。

これは大事なことで、◯◯cmで◯◯g、と単純な仕様で依頼をいただくよりも、いま◯◯を使っていて、次は◯◯をしたいので(あるいはその道具の◯◯に課題を感じているので)、◯◯cmで◯◯gが欲しい、と依頼をいただいたほうが、とても作りやすい。なるほどだからこれが必要なのか、というのがわかると、こちらもいろんなオプションを考えたり、提案をできたりする。でしたら中身は穀物じゃなくて、ペレットのほうがいいかもです、みたいな感じで。本当に、いまどのメーカーのどのモデルを使っているのかがわかるだけで、ずいぶん作りやすさが違う。

なので、メールでは相手にご負担をかけてしまうけど、こちらから質問させていただくことも多い。道具をつくることは自分と相手のジャグリングの交換だと思っていて、使い手にうまくフィットさせることも、上手いか下手かはわからないけど、PM Jugglingの特徴だと思う。相手のことをわかっていると、すくなくとも、自分のベストを送れたという実感がわく。

そういう道具づくりだけではやっていけないなと思うけど、これがなくなってしまっては、新しいものはつくれないなと思う。

今日は子どもとはじめて駄菓子屋に寄った。おそらく僕が子どものころからある、レトロなゲームが残っていた。


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