ジャグリング練習日記 #114 公園のほうが
昨日日記を書いたら、そういえば自分はジャグリングの練習に行ってるんじゃなくて、公園での時間を過ごしたくて練習に行ってるんだったなと思い出して、ためしに公園に朝練に来た。やっぱりそうだった。もちろんジャグリングも楽しいのだけど、単純に「緑が見たい」という欲が満たされるのだった。
大学を卒業してから、倉庫のバイトの日以外は、1日中公園で練習していた。これでプロにはなれないだろうというのはわかっていた。でも当時は他にどうしようもなかった。ここで、こんなにエネルギー使ってるのに、これが世界にとってなんの意味もない、完全に無駄、なんてことはありえないだろうと思っていた。物書きだったりしたら、完全に落ち込んで、やめていたかもしれない。でもジャグリングはやればやるほど健康になってしまうから、なんか、希望だけは保っていた。ジャグリングに公園が組み合わさっているから、僕はやっていられた。というかむしろ、公園のほうが僕のことを元気づけてくれていたんだと、いまになって思う。今日はあのときの時間にタイムスリップができてよかった。
今朝の無駄チャレンジ pic.twitter.com/hXFqhnrodd
— 板津大吾 / PM Juggling (@daigoitatsu) April 22, 2025