夏の安心、道具の安心
今日は28℃と聞いて、今年初めて半袖で出かける。子どものサッカーの見守り。校庭横のコンクリの上。熱い! ついにきたという感じ。暑ければ暑いほど、夏なら夏なほど、僕はうれしい。こんなの無理だよ、っていうくらいの灼熱でもいい。もうこれは、どうしようもないね、というくらいの環境に置かれることで、安心する感覚がある。この暑さじゃ、勉強できないね、仕事できないね、というときの安心感。それが夏にはある。人間の思うように順調にいきすぎていることに、特に僕は世間から浮いてしまっているので、居心地の悪さがあるのだと思う。夏の暑さは、結局みんな同じ生き物だよ、という瞬間を見せてくれる。
一回家に帰ってきて、冷凍のチャーハンを食べて、子どもはすぐに午後練。僕は戻って仕事。PMビッグロシアンボール、Xで告知する前にけっこう売れてしまって在庫が危ういので、いまは告知しないでいいかと思った。「Xで告知する」が僕にとって本当にハードルが高く、それが道具の発売のスピードを遅くしているので、しないでいいなら、それもまた、僕は安心する。そんなこと言っていてはだめなのかもしれない。でも。