尼崎にて

今日はJUGGZINE合宿の日。今年は尼崎で開催。

新幹線で12時ごろ新大阪駅に到着。大阪万博まであと1日! という掲示がある。そこから大阪梅田経由で30分ほどの園田という駅へ向かって、待っていてくれたきぞはるさんの車に乗せてもらった。

会場は尼崎市立ユース交流センターという、きぞはるさんが普段あまのジャグの練習場として使っている施設。今日は円形のホールの部屋。13:00すぎに着いたら机がコの字型になっていて、集中できそうでいいなと思った。

きぞはるさん山下さんと近所のスーパー「マルアイ」に昼食を買いに行く。すこし落ち着いた14:30から、横浜の青木くんとzoomをつないで「投げないふたり」の収録。ジャグリングと言葉について話すつもりだったけど、人数が多いのでわちゃわちゃした感じになってしまった。でもJUGGZINE編集部の雰囲気が伝わる映像というのはこれまで無かったので、よかったんじゃないかと思う。

ひと段落したら真面目にJUGGZINE会議がスタートした。今日は主に次号の内容について。それぞれが書く予定のものを発表してから、すでに原稿になっているトラヨシさんのものをみんなで読む。みんなから出される意見は、トラヨシさんの気づきになっていると思うけど、おなじように自分の気づきにもなる。みんながこの文章をもっとよくするという同じ方向を向いて議論しているのもいいなと思った。

そのままトラヨシさんが持ってきた自作道具でみんなで遊ばせてもらった。トラヨシさんときぞはるさんと僕はおなじジャグリング道具メーカーではあるけど、うまい具合にタイプが違うので面白い。僕は道具はシンプルで抽象化したものを目指しているが、もっと複雑性を楽しんでいいのかもなと、自己反省にもなった。無意識に信じ切ってしまっているものがあると気づく。

あっというまに20時になって、みんなで居酒屋に行く。「ジャグリングの反抗期」などについて話した。僕はまだ20%くらい、いまの日本のジャグリング界に反抗心がある。80%は勝手にやろう、の気持ち。

これについては絶対こうだろう、とツッパってしまうこともあれば、これはもしかして自分の思い込みが強すぎるのでは・・・ と他者の目線が入ることもある。当たり前のことではあるけど、それがジャグリングでできることに、幸せを感じる。それがなかなかできないのだ。


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