今日もすごく忙しい日。整形外科に行って、ホームセンターで梱包資材を買って、戻ってきたら急いで発送準備。カザフスタンに送りたいのだけど、EMSが送れない地域なので、小形包装物で送る。郵便局から戻ってきて、ヤマトの集荷時間に間に合うよう、今度は国内のもの。大会の協賛品があって、丁寧にパッケージングする。協賛、ひさびさだけどなんかうれしい。僕のお店って、正直学生とは距離があって、どうしたもんかなあと思っているのだけど、声をかけていただけるだけでありがたいなと思う。でもいま、道具で学生のためにやれることってもっとあるよな、と考えて、すこしワクワクした。
夜、『ビッグバッグ』を発売した。月イチで道具を出す、というのが今年の目標だけど、真っ先に頭に浮かんだのがビッグバッグだった。月末に滑り込み発売。今回、商品ページはいつもより写真や動画を多く入れて、てんこ盛りでやってみた。もちろん小辻くんとハチロウさんのおかげである。ここ数年、コンセプトが明確で、絞り込んだ道具を出したり、そう伝えたりするべきだと思っていたけど、本当は、僕が考えるジャグリングも、ジャグリング道具も、そもそもの僕の思考法も、もっとごちゃっとした、整理されていないものなのだ。そこがどうも苦しかった。もちろんある程度整理はするけど、素材や判断材料はなるべく載せてみる、というのを一度試そうと思った。
僕はむかし、ナランハさんのカタログを隅から隅まで読んでいたし、商品紹介ページも隅から隅まで読んでいた。ゲームに関する雑誌もそうだった。そもそもそれが楽しかった。もちろん定番のやつも好きだけど、「で、なんなのこれ?」っていうやつも好きだった。まだ全然上手くできていないけど、そういう良さがそもそもジャグリング自体にあるんだってことを、商品ページでできたりしたら、おもしろいのかもしれないなと、その入口がすこし見えたりもした。「そっちのがやっぱ売れるのかな…」じゃなくて「これがジャグリングだ!」をやるべきなのだ。