【Weekly PM】#32:新たな道具 / オンラインのJJFで感じたこと

2020年9月14日(月)〜9月20日(日)

ビッグバッグ完成 


長らく取り組んでいた特大ビーンバッグ、ビッグバッグが完成しました!

小辻さんがフランスに戻る直前になりましたが、お会いして、写真や動画などを撮影しました。

完成品を手に、ビッグバッグを活かしたジャグリングも教わりました。ありそうでなかったこのサイズ。この新しいジャンルというか、スタイルをどう伝えたらよいのかを、身体で感じておきたいと思ったからです。この時間がとても楽しかった。

道具づくりを通じて、ジャグリングのまだ見ぬ世界を感じられることが楽しいんだ、ということを改めて思いました。

すでに小辻さんはフランスに戻られたので、これからはリモートで、商品としての詳細を詰めていきます!

 

宮野さん製作のリング

宮野玲さんが製作しているペーパーバンド製のジャグリングリング。

PMでも取り扱いさせていただくことになり、なんとPMカラーでつくってくれました! こちらは10月に発売予定です。

リング自体は、宮野さんの『Midway juggling craft』にて販売されています。気になる方はぜひチェックしてみてください!

 

実際に道具を受け取りに行き、リング以外の道具についてもいろいろと話しました。

二人ともヨーヨーをやっていたので、ヨーヨーの話も。道具を前にして、全然関係ないような話をしている時こそ、新しいものが生まれる予感がします。早く気兼ねなくジャグラーに会えるようになるといいなあ…

 

JJF2020をオンラインで体験

福井で開催予定だった今年のジャパンジャグリングフェスティバル(JJF)。

コロナの影響により、日本各地の会場で開催しつつ、オンラインでのイベントも行われるという、オフラインとオンラインを併用した形で開催されました。運営のみなさんは大変だったと思いますが、イベントを開催してくださり本当にありがたいです。

毎年この時期にJJFの雰囲気を感じることが、活動にリズムをつくってくれていると改めて感じます。

 

(昨年、会場に入るときになんとなく撮ってみたもの)


オンラインでは、YouTube Liveが各会場の配信やゲストステージの場として使われ、Discordというチャットやビデオ通話ができるツールが参加者同士の交流の場となりました。

これまでにない体験でしたので、長くなりますが、個人的に感じたことをメモしておきます。

 

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YouTube Liveは眺めているだけでも面白く、特にゲストステージはオンラインでも想像以上に楽しかったです。ジャグリングで新しいものが見たい、というJJFのステージ会場に座るときのあの感覚は、オンラインでも感じられるものなんだと気づきました。特にKOMEIさんの演技には、グッときました。

各会場の様子が見られたのもうれしかったです。コロナ禍で外のジャグリングの雰囲気がつかめない状況なので、なんでもない練習会場の風景こそ、見ることができてうれしかった。

青木くんが行った海外ゲストのアルットゥのインタビューも、字幕つきで、映像ならではの良さがあった。文章でじっくり読むのもいいけど、動画だとより人柄が伝わってきます。

 

Discordの方は、こんなにチャットもビデオ通話もシームレスにできるんだ、と感心しつつ、当たり前ですが、やはりリアルな会場がいいよな… という思いも。僕の場合は、人の顔が見えないことが人見知りを加速させて、ずっと様子見の状態でした。苦笑

でもきっとこうしたイベントごとは、さらにツールが充実してきて、オンラインとオフラインを上手く併用した形がスタンダードになっていきそうですね。そのことを体感できました。

 

(昨年、出展したときの様子)

そして個人的に感じたのが、オンラインでの参加者、けっこう少ないな… ということ。例年に比べて、そして初のオンラインで、ということを考えると、むしろ多いくらいなのかもしれませんが…

オンラインによって日本のジャグリング界の小ささが可視化されていたように、僕は思いました。

Discodeの参加者が300人くらいで、タイミングによりますが、オンラインになっているのは50人〜100人程度かなという印象でした。YouTube Liveの視聴は、僕が見たタイミングでは大体30人〜50人程のことが多かったです。もちろんオフライン会場に参加してオンラインにならなかった方もいると思うので、実際の参加者数は多いのかもしれません。

ただ、その中でもアクティブに発言しているのは一部の人になりますし、リアルな会場では目にできる知らない方々の存在がオンラインでは見えないのもあり、体感的には少なく感じました。

もちろんこの状況下で、初のオンライン開催、イベント自体はすごくよかったと思います。久々にジャグリングを感じられて、とてもうれしかった。

でもなんとなくジャグラーとして寂しかったし、また、小さいながらもジャグリングでお店をやっているものとしての危機感も感じました。

 


すこし現実的な話になりますが、コロナの影響でジャグリング関連のイベントや公演が一気に減ってしまったのもあって、道具の売上が落ちてきています。

4月ごろの自粛期間は、おそらくみなさん家にいる時間が多くて暇を感じていたので、道具を買おうと思った方が増えた感覚があり、お問い合わせも、販売数も増えました。ただその後はジワジワと下がっていっており、なんとなくジャグラーのジャグリングへの熱量も停滞しているような感覚があります。

PM Jugglingはどちらかというと一般の方ではなく、イベントや公演に参加するようなコアなジャグラーに対して道具を製作してきたので、影響は予想よりも大きかった。もちろん、コロナだけが影響しているとも言えませんが。

でもやはりこれからは、よりジャグリングをやったことのない一般の人に目を向けていかないと、自分の活動も、ジャグリングも、どんどん縮んでいってしまうかもしれないと感じています。

 

ジャグリングをそれなりの熱量でやっている人、興味のある人って、思っている以上に少ない。まだまだ小さな市場であることを認識しないと、ジャグリングで新しいことをやっていきたい、ジャグリングで生活していきたいという人が、挑戦にくじけて辞めていってしまうと思うし、それはすごく寂しいのです。友達がいなくなっていく感覚です。

PM Jugglingも試行錯誤しながら、頭を悩ませながらの活動ですが、こういう状況だからこそ変われる良い機会と思いやっていきます。

より良いお店になって、来年のJJFでは会場でたくさんのジャグラーと会えることを楽しみにしています。