[Weekly PM]#2:じっくりと続ける

先週に引き続き、一週間の活動記録です。

今回から週明けにアップする形にしようと思います。

 

2020年2月15日(土)〜24日(月)

続 otomodamaづくり

先週に引き続き、集中して製作。現段階で、ご注文いただいていたすべての方に無事お送りいたしました。

「秘密基地」の影響力の高さか、予想以上に多くの方に届けることができました。届いた様子をTwitterでアップしてくださっている方もいて、とてもうれしく見ています。

秘密基地の流れからのご注文は、おそらくこれで一区切り。ここからはより多くの方に届くよう、商品や見せ方を工夫していかねばなりません。

いまは使用された人からのフィードバックがとても参考になっています。いろんな方に試してほしいので、引き続きよろしくお願いします!

 

スエードのビーンバッグ

ご依頼いただき、オリジナルサイズのスエードビーンバッグをつくりました。

otomodamaの大きいバージョン(=通常サイズのビーンバッグ)のイメージです。バランス的にも、強度的にも、より本格的なジャグリングに耐えられるようにしています。

余談ですが、ビーンバッグは小さい方がつくるのが難しいです。小さい方が繊細な作業になり、ほんの少しのズレが、最終的なサイズ感に大きく影響します。

この通常サイズは、小さなotomodamaづくりを重ねたぶん、以前より綺麗につくれるようになったと感じました。

もちろんまだまだ理想は遠いですが、信頼してオーダーしてくださる方のおかげで、すこしずつ上達しています。ありがとうございます!

 

『遅いインターネット』を読んで

気になっていた本『遅いインターネット』を読みました。

速くなりすぎたインターネットの世界、その向き合い方を改めて考えてみようという本です。この本は著者のマニフェストみたいなもので、その実践のひとつとして実際のウェブサイトも立ち上がっています。

https://slowinternet.jp/

 

僕もネットショップを続けながら、ネットとの距離感は常にむずかしいと感じています。なので、この筆者の考える「遅いインターネット」は自分の活動と重ねて共感できるところが多かったです。

 

僕にとってインターネットは、いまのPM Jugglingに続く外向きの活動の出発点です。10年前に「ピザ回しドットコム」というサイトを、半ば遊び心で立ち上げてみて、そこに検索経由で、思いもよらずたくさんの人が訪れてくれた。その時にとてもワクワクしたのがひとつの出発点になっています。

さかのぼれば、大学時代につくったジャグリングサークルのホームページも、検索結果に載るだけで依頼がそれなりにきて、同じワクワク感がありました。

でも今は、SNSも使いこなさないと、サイトをつくってもなかなか見つけてはもらえず、そういう体験は難しくなっています。SNSをバリバリ使いこなすことは本質的なことなのだろうか? とよく思います。本当はそこまで不特定多数にこちらからプッシュして、見てもらいたいというわけでも正直ない。

この本のいう「遅いインターネット」のように、もっと適度な、ほどよい人にほどよく届く、お互いに気持ちのよい距離感はないのかなとずっと思っています。

(現時点で、そのひとつはある程度閉じたコミュニティなのだろうなあと。ジャグリングの世界でもその傾向を感じます)

 

おもしろかったのは「ほぼ日」に対する言及で、モノ(消費社会)からコト(情報社会)の時代へ、インターネットという新しい道具を使ってその先駆けとなったほぼ日が、いまは再びモノに回帰しているという見立てです。

情報社会の速すぎるインターネットの世界では、コトがあふれすぎた。だからこそ今、モノの価値が高まっている。ストーリーのあるモノを身の回りに置くことは、自己表現にもなります。

(PM Jugglingの今の活動も、まさにその文脈にいるのだろうなと)

一方、この本の筆者はモノではなく「コト」にとどまったまま、メディアやワークショップを通して、地に足がついた自己表現(発信)ができる人を増やそうと試みています。

 

「遅いインターネット」を考える過程で、メディアだけでは足らず、読める人・書ける人を増やすワークショップも必要だと気づいた筆者の、その地道さを伴うアプローチがいいなと思いました。

一方通行ではなく、受け手の行動を変えるようなこと。それはいろんなことで、遠回りのようで近道なのかもしれないなと。

ジャグリングも、何かの拍子で世間にバズったりするよりも、それぞれが自分の好きな部分を通じて受け手が変わるようなことをじっくりしていた方が、深くておもしろいものになるだろうなと思ったり。それがまたジャグリングっぽいというか。すでにたくさんの人がいろんな活動をしていて、予測不能です。

PM Jugglingも、届いた人のジャグリングが、すこしでも楽しくなるようなものごとを、じっくり作っていきたいなと改めて思いました。